Bazzite osとやらがあるらしい
概要
bazzite-osはPC端末に限らず、タブレット(ここではゲーミング用の端末、SteamDeck等)に利用できるOSで、SteamOSのようなゲーミングに特化したディストリビューションになります。
ちょっと気になったので調べてみることにしました。
ちなみに読み方はバザイトオーエスらしい。
システムの内容
ベースOSはFedora Atomic Desktop (Kinoite/Silverblue) をベースとている、 Linux ディストリビューション。
ublue-os/main を使った Fedora カスタムアトミックイメージ で、rpm-ostree によるイミュータブル設計とアトミックアップデートを採用。
GitHubValve の SteamOS に近い体験を一般的な x86_64 PC でも実現することを目的としたプロジェクトで、Universal Blue チームが開発元。
スペック
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| アーキテクチャ | x86_64 |
| ファームウェア | UEFI(CSMは無効推奨) |
| CPU | 2GHz クアッドコア以上 |
| RAM | 8GB |
| GPU | Vulkan 1.3+ 対応のもの |
| ストレージ | SSD に 64GB 以上の空き |
| ネットワーク | 安定したインターネット接続 |
ゲーム用途では SSD に 推奨120GB の空き容量が望ましい。セカンダリドライブは BTRFS(SSD)または Ext4(HDD)フォーマットが必須。
AMD GPU が最も安定しており、Intel Arc GPU も概ね動作する。Nvidia GPU は現在ベータサポート扱いで、いくつかの制約がある。
機能
- デスクトップ環境は KDE Plasma または GNOME から選択が可
- Steam Gaming Mode(コンソール風UI)を搭載、ハンドヘルド・HTPC向けにはデフォルトで起動
- Steam、Lutris、Heroic Games Launcher がすぐ使える状態でプリインストール
- SELinux + Secure Boot + ディスク暗号化をサポート
- システムロールバックが90日分利用可能
SteamOS 3との比較
2026年3月時点のデータになります。
SteamOS は現在、Steam Deck および一部のサードパーティハンドヘルドに公式対応している。2025年1月に Lenovo Legion Go S が初の公式サードパーティ対応機種となり、同年5月に正式サポートが追加された。
重要な点として一般的な PC 向けの公式リリースや、公式システム要件はまだ存在していません。
一般PCへのインストール(非公式)
コミュニティリソースを使って一般的な PC にインストールすることは可能だが、Valve による公式サポートは存在しません。
非公式インストールでの実質的な要件
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| アーキテクチャ | x86_64 のみ |
| ファームウェア | UEFI推奨(Secure Boot は無効化が必要) |
| GPU | AMD推奨(Nvidia は基本的に非サポート) |
| ストレージ | 40GB〜(ゲーム容量は別途) |
Nvidia GPU の場合はサポート対象外で、自己責任での対応が必要。
AMD GPU で RADV ドライバーが動けば基本的に動作する。
Bazziteとの比較まとめ
| SteamOS | Bazzite | |
|---|---|---|
| ベース | Arch Linux | Fedora Atomic |
| 公式PC対応 | × なし | ⚪︎ あり |
| Nvidia | ほぼ非対応 | ベータだが対応 |
| パッケージ鮮度 | 更新が遅め | Fedora追従で最新 |
| ロールバック | ⚪︎ | ⚪︎ |
まとめ
ゲーミング特化の Atomic Linux として完成度が高い印象を受けます。一般的な PC でゲーミング Linux を使いたいなら、今のところ Bazzite の方が現実的な選択肢に入ります。
Nvidia対応をしているのもBazziteOSの利点です。
ただ、現状はやはりWindowsが強いです。11のUIが苦手な人はこちらのOSに移行してみるのもよい選択肢ではないかと思います。
参考